自分で言うのもなんですが、どちらかと言うと読書が好きな方だと思います。
出産後も、年に40〜50冊くらいは読んでいます。
の割に、あまり記憶に残っていなかったり、得たはずの知識を活用できていなかったりします。
ということに、最近気づきました。笑
一方、年に10冊も読まない夫は、その1冊1冊の内容をよく覚えていますし、本で得た知識を活用することができています。
この差は、アウトプットにあり。
夫は、読んだ本の内容をうるさいくらいに話します。
昨晩は、最近読んだ「古事記の本」について延々と話を聞かされました。
「ここがこうで、こんな話で面白かったよ〜。」
興味がないときは、うんうん、と相槌だけして聞き流していますが、数ヶ月、数年経っても本の内容を覚えているようです。きっと仕事場でも、人に話しているのでしょう。
私は、メモを取りながら読む→読み終わる→終わり。なので、その本が面白かったのかそうでなかったのかは覚えていますが、どんな内容だったか細かく思い出すことができません。
読書だけでなく、大人になってから日本史や世界史の学び直しはこれまで何度もしてきましたが、読んで書いただけで、やった気になっているので、知識として定着していません。
結局小学校・中学校で得た知識だけが鮮明に残っている状態です。
最近また池上彰さん×佐藤優さんの本(僕らが毎日やっている最強の読み方―新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意)を読んで、やっぱり日本史・世界史の知識は大事。と思い、学び直しを始めたところです。
で、そんなときにオリエンタルラジオのあっちゃんこと中田敦彦さんの著書「勉強が死ぬほど面白くなる独学の教科書」に出会いました。
「勉強が死ぬほど面白くなる独学の教科書」のここが、おすすめ。
さすが教育系Youtuber。本を読んでいるのかYouTubeを見ているのか分からなくなるくらい、スラスラと内容が入ってきました。
今から何をすればいいのかが明確で、なんとなーく、何かを学び直したいと思っている人は、日本史や世界史の勉強から始めると良いと書かれています。
いきなり高校の日本史Bや世界史Bの教科書を読み始めるよりも、マンガなど簡単なものであらすじを知ってから原作を読むようにすれば、ぐっと入りやすくなりますよ。
オリエンタルラジオのあっちゃんは、鎌倉時代に成立した6つの新仏教を「NEW仏教SIX」と名付け、一つ一つの宗教の特徴を簡潔に比較しています。勉強にこんな発想を取り入れたら楽しめそうです。
また、歴史だけでなく、文学や政治・経済、英語、数学の勉強法も紹介されています。
そして、この本の中でも「誰かに話すこと」を前提に本を読む、つまりアウトプットありきのインプットについて書かれています。
大人の学び直しに必要なのは、成績を上げる勉強法ではなくて、いかに勉強を楽しむかということ。
人に話したり、YouTubeで動画を公開したり、ブログを書いたり、自分に合ったアウトプット方法を見つけたいものです。
最後に、これまでに勉強法の本も数多く読みましたが、「勉強が死ぬほど面白くなる独学の教科書」は、今すぐ、勉強を始めよう!とやる気にさせてくれる一冊です。
まだ読まれていない方、ぜひご一読ください~^^
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
勉強・独学系でおすすめの本
独学に関するテクニックなどがぎゅっと集まった一冊です。目からうろこの勉強法など、新たな勉強法との出会いがあるかも。
こちらも、勉強をやる気にさせてくれる一冊でした。何回も繰り返し読んでいます。おすすめ!